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白ワインを冷やして、食前に酸味の効いた前菜と味わうのは清涼感があっていいものです。次に来るメイン料理を期待したり楽しんだりする前奏のようですね。白ワインは野外でのピクニックなどにカジュアルに楽しむこともできますし、ステージの高い食事時にも楽しむことができます。一般的には魚介料理に合うとされていますが、赤ワインでも白ワインでも本来個人の好みで自由なものでしょう。
白ワインは、日本酒に馴染んできた民族として抵抗なく好まれるようです。薄口を冷たくして魚介類にレモンや酢橘を添えていただくのは美味しいもの。シチュエーションを大事に、香りを引き立てる料理と一緒にいただきながら、一歩ずつ自分好みのワインを探して行くのは楽しいですね。食後にデザート感覚で、貴腐ワインやアイスワインをいただけるのも贅沢で嬉しいです。
白ワインの魅力は、飲んだ時の切れ味の鋭い清涼感です。香りと余韻が快く、上質のものほどそれが長く続きます。白ワインといっても、透明に近いものから緑色がかったもの、黄色のものまで様々です。香りと色と味を記憶してレパートリーを拡げて行くのも、白ワインの楽しみ方のひとつ。また、アメリカのスーパーでは3リットルほどの大きなボトルの白ワインが廉価で販売されていますが、友だちとわいわいとお喋りしながらこういうワインをいただくのも美味しいものです。
白ワインはワインを飲み始めの人にとって、とても馴染みやすいといえるでしょう。切れの良い白ワインで魚介類にレモンなどを添えて食事をはじめ出すと、食欲のない時でも思わずたくさん頂けたりします。必ずしも高級なワインでなくても、食事を楽しくしてくれます。ワインは風土や気候を反映しています。自分の鼻で香りを知り、自分の舌で味わいながらワインの個性を確かめ、レパートリーを拡げて行くのは楽しいものです。
白ワインにも、辛めでさっぱりとしたもの、甘くこってり感のあるものなど様々ですが、総じて赤ワインよりは飲みやすく、優しい感じで清涼感があります。食前酒に合うもの、食後のデザートに合うものなどもあります。味と香りを楽しみながら食文化を高める貴重な存在です。魚介類のお料理にマッチしますが、自分なりにワインと食材との組み合わせを見つけ出すのも楽しいものです。
白ワインは、圧搾機にかけて果汁を搾る前に自然に出る果汁を取ります。これはフリーラン・ジュースと言われ葡萄の皮に近い部分で、糖度が高く高級白ワインの原料になり、次に圧搾されたプレス・ジュースが普通の白ワインの原料になるのですが、多少色がつき、酸味が強くコクがあり、糖度の低いものです。このジュースに酵母を加えたり、或いは自然発酵させたものが白ワインになります。材料になる葡萄の品種は20種類ほどありますが、ドイツ系ではリースリング、フランス系ではボルドー地方のセミヨン、ブルゴーニュ地方のシャルドネなどが代表格です。また白ワイン用の葡萄は日本でも有望な品種が生み出されていて、甲州種などは白ワインに向いています。
知っている人多いでしょうが、白ワインは、葡萄の皮や種を除いて作るので基本的には白葡萄でなくとも白ワインはできます。白ワインに使われるブドウの原種で主なものはシャルドネ、セミヨン、リースリングやシルバネなどで、それぞれが花の香りや果実の甘い香り、木の実やミネラルの香りなど品種によって特長があります。できたワインをブレンドする場合もあります。主にドイツで用いられるリースリングという品種は、上品で繊細な花と果実の香り、ミネラルの香りがするので有名ですね。ブルゴーニュに代表される品種はシャルドネで、白桃、洋梨のような果実香、木の実や燻煙香、ミネラルの香りがあります。軽いホオズキの香りのあるセミヨンや、ロワール地方で用いられる青草やレモンハーブなどの香りあるソーヴィニヨン・ブランなどが代表的な白ワイン用品種です。白ワインは収穫した葡萄の軸を取り軽く破砕させた実から自然に取れる糖度の高い部分を高級ワイン用に、その後圧搾して出したジュースを普通ワインに仕立てます。どちらも発酵させるのがポイントです。
フランスでは産地名をラベルに表すことのできるAOCワインが高級で、ボルドーなどのように地方名から村、畑と最小化されているものほど高級です。ドイツではQbAワインが上質、QmPワインが(肩書き付き上質)で最高級ワインでさらにに6等級に分かれます。イタアリアではDOCGが最高級で、白ワインではアルバーナ・ディ・ロマーニャ、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノがあります。
フランス産ではアルザスリースリング、トケイビノグリ、シャブリ、サンセール、ブルゴーニューブラン、ムルソー、ピュルニー・モンラッシュ、プイイ・フュメ、アリゴテブーズロン等々。イタリア産では、トカイフリウラーノ、ビノグリージョ、ソービニヨン、シャルドネ、リースリング、ビノビアンコ、チェルビオーラ、ヴィナーエ、チェルバロデラサラ、プラネタ等々。白ワインの豊富なのは何と言ってもドイツです。数え切れないほどの銘柄を日本でも入手できます。ターフェルヴァイン、クヴァリテーツヴァイン・ミット・プレディカート、ハイマースハイマー・ゾンネルベルグ、ヘルクスハイマー・アム・ベルグ・キルヒェンシュツック、ボーデンハイマー等々。フランスものでは規程でAOCワインといって、地名が入っているのが高級ワインで、最高級のものは最小単位の畑まで明示されています。同じく、ドイツものはQbAが上質、QmPワインが最上級でイタリアではDOCGが最高級となっています。
フランスのボルドーの貴腐ワイン、ブルゴーニュのモンラッシェ、シャブリの白ワインは逸品です。ドイツ白ワインも数多くの銘柄があります。イタリアも全国的にワインが生産されていて、赤ワインで有名なトスカーナのキャンティの近くでも高級な白ワインが産出されています。
ワインはブランドで選ぼうとしてもなかなか難しいところがあります。フランスワインの場合は、シャブリという銘柄でも1000円から1万円ほどのものまでありますので、ブランドを覚えても無意味なのです。本格的に覚えるのでしたらそれ相当の勉強をしましょう。ブランドにこだわらないで、種々のワインを味わいながら楽しみを増やして、家族や友人との楽しい時間を共有しましょう。甘めのものは、4度位に、辛めのものは10度位を目安に冷やして飲むのですが、冷蔵庫に長時間入れるのは禁物です。栓抜きは直前にしましょう。
ワインは飲む温度によって香りや味が異なるものです。天然甘口の白ワインの場合は4度前後がもっとも美味しいとされています。それと、ワインに料理を合わせることを考えたり、食事全体を楽しくなるようにセッティングすることも必要ですね。なお、高級なもの、高額のものは間違いなく美味しいのですが、価額の安いものでも自分の好みに合うものがたくさんありますのでいろいろ試してみてはいかがでしょう。
白ワインの辛口のものは7、8度から10度ぐらいの冷え具合が適温です。そうした温度をみて飲む直前に栓を抜きます。ワインはただお酒を飲むと言う行為のみにとらわれないで、ワインを通して楽しい時を過ごすことを心がけたいものです。白ワインは魚料理に合うとされていますが、チーズや果物やお菓子を食べながらいただくと美味しいものもあります。手の届くところから順次グレードアップしながら、自分の好きな香り、味などを探してワイン通になるのも素敵ですね。
香りや色も楽しみ、産地やそのワインの歴史などを想像しながらそのワインに合った料理を食べ、気の合った人たちと談笑しながらなんてのはいいですね。
「貴腐ワイン」と呼ばれる極甘口の白ワインは、それ自体がデザートになり、女性にも好まれていますし、イタリアでは固いビスケットを甘いワインに浸して食べたりします。ワインはビールなどと違い、その場の雰囲気にあわせておしゃれに飲めるのがいいところでしょう。